歴史ある確かな技術が老舗の証し
横引シャッターの歴史
お店の出入り口などに設置されるシャッター。シャッターを取り扱う会社はさまざまな会社がありますが、その中でも「株式会社横引シャッター」は、1970年から創業している老舗のシャッターメーカーです。
現在は東京都足立区に本社を構える横引シャッターですが、創業当時(1970年)は埼玉県八潮市が拠点でした。日本万博博覧会、いわゆる「大阪万博」が開催されていた時代のことです。
横引シャッターは現在でもシャッターの新設だけでなく修理も行う会社として活躍中ですが、創業当時は個人で「修理業」としてはじまりました。翌1971年には足立区綾瀬に営業所と工場を開設、1973年にはさらに綾瀬工場を開設するなどして、順調に業績をあげていきます。現在の「株式会社横引シャッター」として法人化されたのは、1974年、昭和49年のこと。
その後1977年には、シャッターと合わせて設置されることも多い店舗出入り口の庇なども扱う「テント部門」が、横引シャッターから独立して「株式会社中央テント」として営業を開始します。
1979年にはシャッター工場だけでなくテント工場も開設され、その後も新工場や金物部門の移転などが行われます。
確かな技術
シャッターを修理する上では、修理に必要なさまざまな技術の取得が必要ですが、古くなったシャッターをより美しく見せるために、建具業許可や塗装業許可などの資格も取得します。
これは1996年のこと。これらの資格取得によって、シャッター修理をよりクオリティの高いものとして利用してもらうことができるようになりました。現在の横引シャッター社長は創業者・市川文胤から会社を引き継いだ二代目社長で、市川慎次郎といいます。
二代目になってからは、2014年に現在地に本社を移し、職人肌であった初代社長のパワーを引き継ぎながら、グループ全体の管理体制を再構築しつつ会社が運営されています。
たくさんのシャッターメーカーがあるなかで、横引シャッターは派手なカタログや宣伝も行っていませんが、確かな技術を知るお客様の口コミによって支えられてきました。